雲南市公共施設等総合管理計画については、平成28年3月に策定され、この計画を踏まえて平成30年3月に実施方針(第1次)、令和5年3月に実施方針(第2次)が策定され約10年取り組まれてきた。この取り組みを踏まえて今回、令和8年度以降の新たな展開に向け、総合管理計画の改定及び、実施方針(第3次)の策定を行うということであるが、その改定に当たってこれまでの実績に対する評価や、改定の基本的な考え方等について伺う。
(1)これまでの見直し方針に対する実績(廃止・譲渡・集約化・複合化・転用・更新)の評価は。
(2)総合管理計画の主な見直し項目等は。
(3)実施方針(第3次)の基本方針は。
(4)実施方針の位置付けは。
(1)雲南市には市立図書館が3施設(木次図書館、大東図書館、加茂図書館)あるが、この市立図書館の運営はキラキラ雲南に業務委託されており、市立図書館の職員はキラキラ雲南の職員である。その市立図書館の職員の処遇については、キラキラ雲南で働く職員の中でも低く位置付けられており、給料表も別に設定され、相当低い賃金体系となっている。この実態について、市長は把握しておられるか。また、把握しておられとすればどのように考えられるか見解を伺う。
(2)現在、物価高騰により厳しい生活が強いられている状況の中で、民間の春闘においても、国家公務員に対する人事院勧告においても一定のベースアップが図られている。この状況も踏まえれば、当然に図書館職員の処遇改善は早急に図るべきである。処遇改善には、まずは差別的な給料表を廃止し給料表を一本化することが必要である。その為には、市として受託業者に対し改善を求めるとともに、処遇改善に必要となる人件費相当額を委託料に上乗せするなど、市立図書館の開設者として責任ある対応をすべきと考えるが、市長の見解を伺う。