雲南市議会議員一般選挙は、11月10日告示、17日投開票で行われた。そもそも選挙は公正公平で行わなければならない。そのために公職選挙法をはじめ関係法令が定められている。ひとたび立候補の決意をすればその瞬間から法の下での行動を強いられ、法律は知らなかったでは済まされない。
(1)投票率について
今回の雲南市議選の投票率は69.64%であり合併後最低となった。4年前2020年の投票率は75.29%であり、5.65ポイントも下回っている。低下の一途をたどる投票率の原因と国民の一表を投じる権利を守るためにどのように対処するべきか見解を伺う。
(2)実効性のある期日前投票について
投票の状況を遠隔地から確認する「オンライン立ち会い」が、全国で初めて鳥取県江府町長選の期日前投票で実施された。パソコンの電源が落ちて通信が遮断されるトラブルが一時発生し、運用に課題を残すことになったが画期的と考える。さらには、全国で取り組まれるようになってきた移動投票所などを組み合わせて実施することで投票率のアップにつなげることができるのではないかと考えるが見解を伺う。
(3)政治活動禁止期間について
①市議会議員選挙の告示を迎えるまでに衆議院選挙の公示を迎えた。雲南市としては過去に経験のない状況になった。この期間中(衆議院選挙の公示日から投開票日まで)の選挙違反を疑われる行為について選挙管理委員会の見解を伺う。(一般論)
②この期間中(衆議院選挙の公示日から投開票日まで)選管への通報件数を伺う。
(4)選挙期間中の禁止行為について
雲南市議会議員一般選挙の告示後にも一定の禁止行為が示されている。どのような行為が禁止されているのか伺う。(一般論)