本年2月に策定された中期財政計画によると、今年度以降の基金からの予算繰入れが顕著である。将来を見据えた減債基金からの公債の繰上償還についてはある程度理解するものの、財政調整基金からの今後の予算への繰入れを続けることは、もはや財政調整基金本来の目的を失わせるものになりかねないと考える。現在雲南市は第3次総合計画の基本構想まで定まり、今後基本計画、個別の各種計画策定へと移行する過程にある。持続可能な雲南市を実現するためにはその方向性と第3次総合計画に基づく主要事業が定まるまで新規事業の実施を見送ることも検討する時期であると考えるが市の見解を伺う。