(1)道路の情報共有をどのようにしていくのが良いのかみんなで考える必要がある。今回の場合、道路の被害箇所が多すぎて正確な情報を把握し情報共有するのは難しかったと思う。ただ、県道は、島根県道路規制情報で分かりやすく載せてあるのを見ると、市道でもできるのではと期待してしまう。道路の情報について、雲南市のWEBハザードマップの地図上に載せる考えはあるか。
(2)今回、落雷により電話、告知放送受信機、テレビが壊れてしまい、情報が全然分からなかったところもある。防災無線システムの整備をしてもらったことは本当に心強い。現在、戸別受信機の配布はどの程度終わっているのか。
(3)雲南市公式LINEで情報が知れて良かったとの声があった。登録者数を増やすために、転居してこられた方への説明や雲南市のお店へQRコードを読み込めるようなチラシの配布などの取り組みが必要と思うがいかがか。
(4)避難所の開設について、把握してないことが多かったように思う。指定緊急避難所、指定避難所、福祉避難所、避難所(臨時)の違いと避難所の開設は、どこがするのかを伺う。
(5)今後検証された上でこの避難所についての違いや開設の説明など分かりやすいものを周知する必要があるかと思うが、いかがか。
(6)今回、在宅系の福祉サービスを利用中の高齢者の方はどこに避難すべきか分からず困ったと聞いた。例えば避難行動要支援者の避難支援計画を作っていて、そのプランには避難所は福祉避難所となっていても、事業所利用中だと事業所としては一般の避難所に避難することになっていることもあると思われる。その場合はどこに避難することになるのか。
(7)デイサービスやショートステイからの帰宅困難者もあり困られたと聞く。雲南広域連合と居宅ケアマネで相談し、災害時の緊急利用は柔軟に対応されて良かったようだが、一方で17時15分になると電話がつながらなくなり、相談が出来なくなったとも聞く。災害時は、雲南広域連合の担当とつながるよう連携をとるべきと思うがいかがか。
(8)在宅で暮らされている方で、医療依存度の高い方が今回のような災害で家に帰れなくなった場合、なじみのショートステイが確保出来れば良いが、出来なかった場合、市として受け入れる手立てはあるのか。
(9)6月の一般質問で接遇について質問した。災害時、職員の方の対応に悲しい思いをされた方がいると聞く。一般質問から期間は短いが、この間小さな取り組みでもよいのでどのような取り組みをされたのか伺う。(例えば目指すべき職員像のPDFを職員メールで送ってみんなで確認するなど。)
(10)土地などの民間同士のトラブルに対する相談窓口の創設が必要と考える。自然災害であり、わざとしたわけではないが心苦しくなっている方もおられる。間に立ってもらうだけでも良いので、わだかまりが残らないよう、住みにくくならないようサポートが必要であると思うがいかがか。
(11)自助・共助が大切なのはもちろん分かるが、現実問題、特に山間部、平日の日中に地域におられる方は高齢者の方が多い。5年後10年後、自助・共助がきちんと機能するのか、非常に心配である。地域の状態によっては、地域自主組織に市職員を配置することも必要になってくると感じる。所見を伺う。