(1)過去には大規模災害時に、断水などで多くのトイレが使えなくなり、不衛生なトイレ状況下によって体調を壊す避難者が後を絶たなかったとの事例がある。雲南市では災害用のトイレの備えは十分か。
(2)災害時には、自分の身を守ることはもちろんだが、家族の一員であるペットを飼っていらっしゃる方は、安全に同行避難をすることが基本だと感じる。そのためには、事前にペットと一緒に避難所で生活することを想定した様々な準備が重要とされるが、どのような対応を考えているのか伺う。
(3)食物アレルギーのある住民が食事に不安を覚えて避難をためらったりするケースがある。現在、食物アレルギーに配慮した保存食を備蓄されているが、食物アレルギーの原因は卵、小麦粉、甲殻類などさまざまである。保存食の種類、また避難が長期化した場合は炊き出しなどの提供もあると思うが、その際にはこうしたアレルギーへの配慮をどのように対応されるのか。
(4)全国的に、知的・発達障害がある方は、災害時の避難に課題があると感じ、避難所などの慣れない場所での集団生活ができなかったり、周囲に迷惑をかけるなどの理由で避難所の利用をためらうとのことである。その場合、福祉避難所は重要な場所になると感じる。対象者への周知や、万一に備えて対象者に事前に施設を視察していただくなどが重要と考えるが、対応はどうか。