市民バスは、本市の公共交通機関の中心にあるものと考える。多少の差はあっても市民は同等の恩恵を受けることができなければならない。本市では、令和2年度から令和6年度までの5年間を計画期間として「雲南市地域公共交通網形成計画」が策定された。策定経緯の説明の前段には、平成23年度には雲南市民バス再編計画を策定し、デマンドタクシー導入など雲南市内の公共交通再編を進め、再編計画に位置付けた再編事業が完了したとある。
(1)デマンドタクシー導入後、公共交通機関の空白地域が拡大したように感じる。解消に対する見解を伺う。
(2)木次町の場合、西日登から東日登へは市民バスで行くことができない。範囲を市内全域に拡大してみても、同一町内でありながら市民バスで行き来できない地域が多くある。この現状をどのように受け止めているのか見解を伺う。
(3)三刀屋高校生が通学時の市民バスは、きわめて過密乗車となっている。2台運行をすることで解消できると考える。乗務員や車両の都合もあるが見解を伺う。
(4)運転免許を自主返納された市の周辺地域在住の方から、優待乗車券をもらったが市民バスもなく、使用期限もあり使うことができない。自主返納したことを後悔しているとの声をいただいた。自主返納者に対しては使用期限を解除し、長い時間をかけてでも使用できるような工夫が必要と考えるが見解を伺う。
コロナ感染症については8回目の感染拡大が懸念されている。何人かの同居家族の罹患者経験者や濃厚接触者経験者から体験を聞く中、対応の仕方などを観念として理解をしていた。今回自身が実体験したことにより見えてきた疑問があった。
(1)高齢者と障がい者のみで構成される家族において、罹患が確認された時のサポート体制はどのようになっているのか伺う。
(2)陽性者の健康チェックをインターネット経由で行うようになっている。その内容を理解できない場合もあると考えられる。この場合の対応について伺う。
(3)抗原検査キットは医療用の購入が求められる。キット購入に対する助成については、9月定例会の答弁で行わないとされた。高齢者と障がい者の家庭において医療用検査キット購入は家計に対しての負担割合が極めて大きい。補助は必須と考えるが見解を伺う。