(1)今定例会から大谷事業管理者が出席されているので、所感も含めて何点かご質問させていただく。大谷事業管理者におかれては、今年度から再度4年間任期延長となり、引き続き事業管理者として市立病院の経営に当たられるが、市立病院のトップとして今後どのような病院を目指して行くお考えかについてお伺いする。
①雲南圏域の中核病院として、どの様な使命や役割を荷って行かれるのか。
②経営的にはこれまで健全経営に努めておられると思うが、これから新棟の大きな返済等が始まり相当厳しくなると思うが、経営的にはどのような対策や事業展開を考えておられるか。
③他自治体では職員不足から病棟閉鎖との事も聞く。地域医療充実と健全な病院経営をして行く上では職員の充実が何より必要ではないか。職員と良好な関係を築き、職員がそれぞれに力を発揮できる組織でなければいけないと思うが、組織運営において心掛けておられることや、院長先生を始めとする幹部職員にどのような事を期待し、力を合わせてどのようなことに取り組んでいきたいと考えておられるか。
(2)医師の体制について、市長の施政方針では市立病院の医師が37名体制となったとのことであった。特に中山間地を中心に医師不足は大変厳しい状況が続いていると聞いているが、その状況の中において着実に医師の確保が図られていることは素晴らしいことであり、この間の大谷事業管理者を中心に取り組んでこられた成果であると思っており、敬意を表しておきたい。そこで、医師確保策等についてお聞きする。
①これまで具体的にどのようなことに力を入れて取り組んでこられたか。
②総合診療医の育成は全国に誇れる取り組みであるとのことであったが、全国に誇れる取り組みとしてどのようなことをしてこられたのか。
③今後、医師や看護師などの医療職の確保や育成をして行く上で、どのようなことが重要になっていくと考えておられるのか。
(1)第3次雲南市総合計画の策定に着手されたところである。今後市民参加や庁内会議において雲南市が将来めざす方向について、議論を深めるとの事である。そこでは第2次総合計画の何ができ何ができなかったのか、その原因は何であったのか、総括が重要になると思う。多くの戦略が書かれていたが、市長はどのように総括しているのか。総括のうえに市長の第3次計画骨子の考えを伺う。
(2)周辺地域にとっては人口減少などのなかで地域をどう維持し住み続けるのか、今後10年(前期5年と言ってもよい)の第3次総合計画の中身に周辺住民は大きな期待を寄せる。具体的な振興策を期待するが市長の考えを伺う。