(1)学校図書館について
①2021年度学校図書館整備施策に関するアンケート調査の結果、雲南市の小学校、中学校1校当たりの図書購入予算額は県内8市で最も少ないが、配分額は適正なものと考えているか伺う。
②30年前に発刊された、資料データが古くなった児童用百科事典、図鑑が本棚に整然と並んでいる風景の感想を伺う。
③学校司書の配置については、現在市内小・中学校22校中、12校にしか配置されていない。学校司書の仕事・役割の重要性の認識と今後の配置に向けた考え方を問う。
④文部科学省は、図書館整備に関する2022年度からの5カ年計画を策定し、学校図書館に複数の新聞を置くように通知しているが市内小・中学校における取組状況を伺う。
(2)教育振興会費、PTA会費が学校、こども園などの施設整備、備品の購入に使用されている現状をどう認識されているのか伺う。
(3)今年度、小・中学校のトイレ(99器)の洋式化が計画されているが、今後の洋式化の計画と、プールなどの施設内のトイレの洋式化の計画について伺う。
(4)スポーツ庁は公立中学校の休日の部活動指導を、2025年度までに地域や民間に委ねる「地域移行」を目指す提言案を示した。教師の長時間労働の一因と指摘されている休日の部活動、「地域移行」によって教師の働き方改革が進むことが期待されるが、雲南市の考えと今後の取り組みについて伺う。
平成30年度から5年間を計画期間として策定された雲南市農業ビジョンが今年最終年度である。
(1)法人組織継続へ向けた後継者対策として、ネットワーク組織:鍋山担い手ネットワーク、合同会社元気ファームズよしだが設立されたが、十分に機能しているのか現状評価と課題・問題点を伺う。また、今後新たな組織を作る計画について伺う。
(2)新規就農者の育成確保について、「就農パッケージの作成を推進し、就農者確保に繋げる」とあるが、しまね就農支援サイトを見ると、畜産(繁殖和牛)に雲南市パッケージが掲載されているのみで、野菜類、果樹類の「雲南市の就農パッケージは、現在検討中です」と掲載されている。策定されていない理由を問う。また、4年間の新規就農者数と新規認定農業者数、それぞれ目標数字に対する達成率を伺う。
(3)水田農業の振興について
①ブランド米「雲南市プレミアムつや姫たたら焔米」について、令和3年度の作付面積は拡大したものの、焔米認定率は51.9%と前年より23.1ポイントと大きく低下した。令和4年度、栽培面積の拡大、品質保持と収量増の両立を目指すとされているが、栽培面積拡大の取組みと生産農家に対する品質保持と収量増のための指導内容を伺う。
②令和4年度水田活用の直接支払い交付金の拡充・見直しにより、交付対象水田の考え方、飼料用米、米粉用米の産地交付金の見直しが示されたが、生産農家に対し、いつ、どのように変更内容を周知されたか伺う。
(4)園芸作物生産の振興について、食の幸発信推進事業ハード事業の中止や新型コロナウイルス感染症まん延による影響をどのように認識され、どのような対策をとられるのか伺う。
(5)鳥獣被害防止の取り組みについて、今後のイノシシの捕獲頭数の増加を見込んだ商品化と販売先の確保、事業化の可能性、これに基づく食肉処理施設整備についての検討状況を伺う。
(6)新たな雲南市農業ビジョンは策定されるのか。