市内には戦国時代の尼子氏の拠点であった尼子十旗の一つに数えられる三刀屋城(三刀屋尾崎城)があり、市内には多くの城跡(砦跡)がある。この三刀屋城について学び、地域の活性化に繋げていこうという動きがある。
(1)三刀屋城の史跡公園として整備された施設の老朽化が著しい。早急な対応が必要と考えるが、具体的な修繕計画はあるのか。
(2)昨年の豪雨災害によるものと思われるが、石垣の一部が崩れかかっている。対応が必要と考えるが、市の見解を伺う。
(3)今年度の三刀屋城の学習会に対しては、雲南市及び雲南市教育委員会の後援を受けて実施されているが、今後、様々な活動を展開していくためには、市及び教育委員会の積極的な関与が必要と考えるが、市の見解を伺う。
(4)市内に多く存在している砦跡の調査はどの程度なされているか。調査の充実が必要ではないか。
(5)城跡(砦跡)や登山道の維持管理には多大な労力、経費がかかる。市の支援も含め、今後の維持管理に対する市の見解を伺う。
(6)三刀屋城をはじめとした市内の城跡(砦跡)を活用した観光振興に対する市の見解を伺う。
(7)令和5年10月21日、22日に安来市で開催される「全国尼子一族大集会及び戦国尼子フェスティバル」への参加については考えているか。
コロナ禍により、市内の各地域における祭り等の伝統行事も実施を見合わせたり、縮小されたものも多いが、今年は例年通り実施されたところもあった。今後、コロナとの共存の中で、祭り等の地域の伝統行事もこれまで通り実施されることを望むが、人口減少・少子高齢化に直面している本市においては、その存続も困難になってきているものも多いと考えられる。
(1)地域における祭り等の伝統行事の継承、存続に対しての市としての基本的な考えを伺う。
(2)祭り等の伝統行事の継承は、一義的にはその地域、地縁者がどう判断するかによる。何とか伝統を守っていただきたが、担い手や資金等の確保が難しいという場合に、市としてどのような支援が可能と考えるか。
(3)将来的に継承、存続が困難になるものも出てくると考えられるため、記録・アーカイブを整備しておくことが必要と考えるが、市の見解を伺う。