本市においても、人口減少社会に応じた持続可能な地域構造への再構築を目指して『立地適性化計画』を本年度策定することとなっているが、なかなか市民のみなさまには分かりづらい計画であることから、その概要などについて伺う。
(1)『立地適性化計画』とは何か。
(2)本市では、都市計画マスタープランにおいて、概ね都市計画区域を中核拠点ゾーンとし、各総合センター等の周辺区域を定住機能エリア、地域生活エリア等に位置付けている。また、各交流センター等を中心に小さな拠点としていく地域構造を描いているが、この『立地適性化計画』の位置付けはどうなるのか。
(3)この計画では、『都市機能誘導区域』及び『居住誘導区域』を設定することとなっているが、『居住誘導区域』に周辺部(例えば山間部集落等)からの転居を緩やかに促していくために設定するようにも受け取れる。『居住誘導区域』は何を目的として設定する区域か。
(4)この計画は、地域が抱える解決すべき課題を踏まえ、誰を対象に、何を実現するのか・変えるのかというレベルまで、対象と目的を明確化して策定することが求められているが、雲南市では、何に着目して計画を策定するのか。(どのような特徴をもった計画とするのか)
(5)誘導区域の設定に併せ、誘導施設についても設定することとなる。この計画で設定した誘導施設については、国の財政支援(交付金措置)の対象となるが、計画に位置付けなかった都市機能施設の整備については、今後、国の支援が受けられなくなるのか。
(6)本計画では、各誘導区域外における住宅建設や開発行為に対して、その規模により届出・勧告制度が新たに設けられることとなるが、その概要を伺う。
島根原発2号機の再稼働に向けた原子力規制委員会の安全審査が大詰めを迎えている。残念ながら本市は、立地自治体が有する再稼働に同意する『事前了解権』がないが、今後の取り組みについて市の見解を伺う。
本市では『雲南市原子力発電所環境安全対策協議会』が設置されているが、何を決定する会議なのかを市民に分かりやすく説明すべきではないか。
(1)今後、市としてどのような取り組みを行っていくのか。
(2)事業者である中国電力に対して、住民(市民)に対する丁寧な説明をしていただくよう、市として申し入れをしていただきたいが、市長の見解を問う。
本年度より、高速・大容量の光通信ケーブルの整備(FTTH化)が始まり、市内における幹線と、吉田・掛合地区における宅内への引き込みが予定されている。重要なのは、整備した情報インフラをいかに活用して、住民サービスの向上を図るかである。関係各課においてどのような行政サービスの提供に活用できるか、また、民間からのアイディアも取り入れ、きちんと計画を作成し、予算措置をしていく必要があるが、市の取組の現状を伺う。
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