(1)神原企業団地について
①スマートインターチェンジ開通に合わせ企業誘致は進んでいるか。
②一期工区に続く二期、三期の団地造成が急務と考える。造成計画について伺う。
③土地開発公社を利用し、周辺整備も必要と考える。構想と方針を伺う。
(2)林業について
①本市の森林面積、森林の所有者(数)、森林資源(量)の現況と林業経営の実態について伺う。
②一経営体当たり採算の取れる森林規模はどれくらいか。
③本市の実態に合わせた林業施策が必要と考える。本市は産業としての林業を育成する考えはあるか。あれば、どのような施策を展開する考えか。
④狭義の林業は「川上」としての一次産業であり現状では十分な収益は上げられない。林業を広義の産業として発展させるためには付加価値をもたらす「川中」「川下」も含めた産業の形成が必要と考える。特用林産物も含め、広く裾野を広げた産業として育成する考えはあるか。それは実現可能なビジョンか、実現するためにはどうするか伺う。
⑤島根県ではエリート樹木で循環型林業を加速化する考えと聞く。エリート樹木とコンテナ苗について評価と導入に向けた行政の役割について伺う。また、こうした技術革新により、本市で循環型林業は成り立つか伺う。
⑥所有者不明の山林や手入れの行き届かない山林が増加している。荒廃させないよう山林対策が必要と考えるが所見を伺う。
⑦山林を荒廃させないためには条例(景観や利用・譲渡制限、市行造林など)も必要と考える。本市の考えを伺う。
(3)農業について
①農業振興には生産者と販路の確保が不可欠だ。農業の担い手不足にどう対処するか。野菜の販路は「食の幸」事業に替え「道の駅」の活用を表明されたが具体策を問う。
②営農組合の実態と課題を伺う。課題があるとすれば、どう解決に向け取組むか伺う。
③ブランド米「たたら焔米」をどう進化させるか。補助金の減額が予定されているが作付農家の意欲減退につながる恐れがある。方針の見直しが必要ではないか。
(4)観光振興について
①本市の観光振興に対する基本的な考えと具体策(本市の何が売りか、何を売りにするか)を伺う。
②本市の桜は、2月下旬から河津桜に始まって、ソメイヨシノ、2月の御衣黄と約2カ月にわたって楽しめる。他の地域にはない資源だが、期間が2カ月と観光産業としてこれ一本で進めるのは難しい。桜以外の資源とも併せて取り組まなければならないと考えるが所見を伺う。
③斐伊川堤防桜並木が「日本さくら名所100選」に認定され昨年30年を迎えた。本市の「さくらの会」の正常化に併せ、30周年記念式典を盛大に開催し、これを契機として更なる観光振興を図るべきではないか。
④JR西日本は雲南圏域の広域観光を行政と一緒になって考えたい、と提言し「あめつち」の木次線入線を決めた。「あめつち」と広域観光をどのように結びつけるか。ひいては木次線存続、活性化につなげていかなければならないと考えるが所見を伺う。