令和4年 12月定例会
梶谷佳平 議員
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1.産業振興について
学生が企業を選ぶ時、注目するポイントが発表されている。2023年度卒業生を対象にしたマイナビアンケート結果(内22年度卒)では、①在宅勤務など新型コロナウイルス感染症から社員を守る対策を行っている:43.1%(51.4%)、②社員の人間関係が良い:35.9%(36.8%)、③自分が成長できる環境が有る:32.4%(34%)、④福利厚生制度が充実している:27.9%(25.7%)、⑤給与や賞与が高い:23.1%(18.4%)⑥希望する勤務地で働ける:22.3%(20.2%)、⑦企業経営が安定している:17.7%(16.8%)との結果であった。やはり、自分の心と体をいかに企業が守ってくれるかを重要視し、風通しの良い企業風土を作っている企業に新入社員が多く応募していると思う。更に、社員が成長するための研修会や資格取得支援・福利厚生制度の充実も重要視されており、給与は5番目に位置している。結局これらを実施するためには、企業体質が健全でなければならない。企業体質が健全とは、人間に例えると健康体で体力があり、同時にある程度の収入があり、貯蓄等の財産もあることを言う。企業体質が健全であれば、新商品開発のための市場調査・研究開発等が可能となり、さらなる企業の発展が期待できる。めざせ自社製品・無借金経営である。雲南市は、人口減少に歯止めをかける定住対策と並行して中・長期計画による地元企業の体質の健全化支援を図られねば、働く場の選択・高校大学の選択・病院の選択等を天秤にかけられ、住民の市外流出が今後も続くし、雲南市に帰らないことが懸念される。
(1)雲南市としては市内企業の体質強化支援は何を行っているのか。当然、企業ごとに体質は異なるので、企業と協議のうえで実施しているその様な中長期支援プランが有るのか伺う。
(2)若者が地元に帰り、地元の企業に就職していただくための支援について伺う。
(3)令和4年9月末時点の有効求人倍率は、日本全体:1.34倍。県別では、①:福井県1.97倍、②:島根県1.75倍。島根県内別:①隠岐の島:2.25倍、②浜田市:2.15倍、③益田市:1.85倍、④松江市:1.77倍、⑤川本:1.68倍、⑥出雲市:1.67倍、⑦大田市:1.63倍、⑧雲南市:1.54倍。市内企業の多くは知名度が低い。雲南市出身の学生や市内で就職したい方のための情報提供の一つとして、市内求人企業のHPを市HP上のバナー広告に掲載する支援はなぜ行わないのか伺う。
2.農業支援について
農業も産業である。生活できる収入が有るか否かによって事業継続・後継者確保の話が浮上する。もうからない農業は、農地荒廃・離農・人口減少に繋がって行く。雲南市として行っている、ハード・ソフト面の支援について以下の項目について伺う。
(1)農業生産者の生産性向上・付加価値向上支援において、市の中長期支援計画を伺う。
(2)地産地消率のアップについて伺う。
(3)農業生産者の収益力向上支援について伺う。
(4)個別農家・高齢化する営農組合支援について伺う。
3.医療費支援について
(1)高校3年生終了まで、医療費の無料化について伺う。この質問は、令和3年12月定例会一般質問の答弁で「高校3年生までの医療費無料化を検討する」との回答をいただいた。その後の検討状況について伺う。
4.地域おこし協力隊の募集等について
(1)直近3年間の募集テーマ・募集人数について伺う。
(2)地域おこし協力隊員が住む住宅について伺う。
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