(1)現状の人口減少、特に少子化現象は深刻な状況である。このことは、今に始まったことではなく、半世紀前からも語られていたことであり国の責任が問われる。しかし、末端自治体は現状打開策として常に対応し対策を尽くしていかなければならない。本市の「失われた10年」を考えると住宅分譲地や企業団地分譲地の整備はテーマには挙げられていたが、最優先施策として展開されてこなかったことにあるのではないか。
①市内学校の児童や生徒数の維持確保には、定住促進は欠かせない。中でも、重要なのは移住者や子育て世代の定住は即戦力となる。その即戦力世代の転入、転出をどう検証されているのか伺う。
②本市の新設住宅戸数の推移と県内7市と比較しどのように検証されているのか伺う。
③新設は市内在住者か転入者なのか、また年代等どのような傾向となっているのか伺う。
④市内への定住促進に向けた住宅分譲地は十分に確保され、期待に応えられているのか。
⑤本気度を示す「若者移住者強化プロジェクト」や「ママ・パパ マイホーム夢プロジェクト」、「新婚さんいらっしゃい」など「ソフトなアナウンス」で行政が率先して移住者等への定住促進をすべきと考えるが見解を伺う。
⑥企業団地分譲地は、進出企業の期待に応えられる状況なのか。
(1)中国横断自動車道 尾道松江線(中国やまなみ街道)平成25年3月(2013年)三次東JCT・IC~吉田掛合ICの開通、平成27年3月(2015年)には全線開通し、令和6年(2025年)には10周年となる。平成25年3月に「たたらば壱番地」が4月に「道の駅たかの」がオープンし、「たたらば壱番地」は平成27年5月には2年3ヵ月で来場者数(レジ通過者数)が予想を上回る100万人を達成し大きな好影響を得た。
①入り込み客数の推移をどのように検証されているのか伺う。
②コロナ禍の影響はあると思うがアフターコロナに向けて、南の玄関口「たたらば壱番地」は吉田町の街並みや菅谷たたら山内、フォレストアドベンチャーたたらの里など吉田町はもとより誘客への切り口に大きな役割がある。今後に向けての仕掛け(観光戦略)の考えを伺う。
③オープンして10周年となる今年度の取り組みを伺う。