雲南市議会映像アーカイブ

令和3年 12月定例会

上代純子 議員
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7月豪雨災害の復旧・復興について
(1)9月の一般質問において、三谷川樋門周辺部での冠水、排水ポンプの処理能力などについて島根県とともに検証するとの答弁であったが、その後の検証状況はいかがか。
(2)三刀屋川の急激な河川の上昇を抑えるための対策として、島根県では、今回の浸水被害を受けて三刀屋川下流部で河川内の堆積土の撤去を検討されており、これによって三刀屋川全体の流下能力が向上し、上流域の水位上昇が抑制されることに期待しているとの答弁であった。その後の進捗状況はいかがか。
(3)三谷川樋門より上流になるが、昔のせせらぎ広場やボート場があった場所も砂が堆積しているように見受けられるが、出水時の水位に影響はないのか。影響があるとする場合は、今後はどのような対策を講じられるのか。
(4)令和3年7月12日に三刀屋町の地王や旭町付近が冠水し、国道54号も冠水した。今回、道路が冠水している状況において、車の往来があったことから波が立ち、家屋や民地などにさらに被害があったのではないかと想像する。今回のように道路に冠水が確認された場合には、国道54号や主要地方道稗原木次線、市道南通り線などの通行止めの必要があったのではないかと考える。この経験を踏まえ、今後の対応や対策はいかがか。
(5)災害復旧工事を担う建設業者の中には建築部門をもっている事業者もある。災害復興工事と普通建設工事の建築部門とバランスのとれた工事発注をしていただきたいがいかがか。
(6)被災された市民の皆さまには、不安やストレスを抱えていらっしゃる方がいると感じる。そうした市民の皆さまに対しては、専門家による心のケアが必要ではないかと考える。豪雨災害と直接関連はないが、先般厚生労働省は新型コロナウイルスの影響による収入減や長引く自粛による不安解消に対応する「心のケア」に関わる人材育成事業を始めたと聞く。専門知識を持った人材を育てて、相談体制の充実につなげる対策と思うが、大変重要で市民にとっても必要な取り組みだと思う。そこで、新型コロナウイルスの影響だけではなく、今回の豪雨災害においても、市民の心の不安を取り除くために、雲南市ではこうした取り組みをどのように捉え、対応していくのか伺う。
除雪体制について
(1)昨年末から年始にかけて大雪となり、この影響で県道吉田三刀屋線において、三刀屋地区の流雪溝に一斉に投雪があったために、流雪溝が詰まるといった事態が発生した。令和3年3月の一般質問では、今後地域自主組織と流雪溝の管理について協議をするとの答弁であったが、その後どのような状況となっているのか伺う。
(2)除雪作業をするオペレーター不足は深刻で、オペレーター確保のための市からの補助金があるものの、いまだ人材が不足していると聞く。また、事業者が所有する除雪機械の維持管理や更新が難しい状況とも聞く。人材確保と除雪機械の維持・更新について抜本的な解決策がないのか伺う。
(3)一部の農業用トラクターの公道走行のためには大型特殊自動車第一種免許が必要となった。農業をされている皆さまもこの免許を取得された方がたくさんいらっしゃると思われる。例えば、こうした方々の力を借り、除雪作業の講習会などを行って、除雪対応の支援をいただくようなことは考えられないか伺う。
(4)除雪委託費の増額や、市が除雪機械をリースしたりして事業者を支援できないか。また、除雪機械の移動に時間を費やすことを軽減するために複数の箇所に拠点を設け、所々に除雪機械を配置するなどの配慮が必要ではないかと感じるがいかがか伺う。
ヤングケアラーについて
(1)6月の一般質問において、雲南市におけるヤングケアラーの実態について質問をしたが、「県や国の調査もある中で、雲南市として児童・生徒やその家族と接する教職員、介護事業職員などにその存在を周知し、早期発見や実態把握に努めたい。」との答弁であったが、その後の状況はいかがか。
(2)子どもたちは、多くの時間を教育の場である学校で過ごすが、教職員の意識啓発、理解促進のための研修等の現状はいかがか。
(3)今後、校内でヤングケアラーと思われる子どもの存在がわかった場合、情報共有体制の整備等について必要だと思うがいかがか伺う。
(4)学校内に加えて、教育と福祉の連携のための「教育・福祉合同研修」も必要と考える。こうした研修の実施、促進をどう進められるか伺う。
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