4月に緊急支援策として”飲食・宿泊・運送業関係、セフティーネット認定で借入した事業者”への支援を実施し、加えて、借り換えに伴う保証協会へ支払う保証料の支援をされた。しかし、コロナは今も猛威を振るっており、ワクチン接種は11月完了目標で進められているが、計画通り進むのか不安である。
雲南市は、納税いただく事業所に対して、引続き支援策を行い、今後も事業を継続していただく必要がある。
(1)事業継続給付金の再支援について
①事業継続給付金の支給後、売上等が十分に改善していない、今まで以上に苦しんでいる事業者も少なくない。今後、事業継続給付金の追加支援策が必要と思うが、市として追加策は考えているのか。加えて、前回対象外とした業種への支援策の創出は考えているのか。
(2)農業者への支援について
①中小規模農業者は赤字のところが殆ど。サラリーマン給与や年金収入で赤字補填をしている。コロナ禍での受注減少、7月豪雨等で農業資産に大きな被害を被っている農業者も多い。また、被害を受けた農業者の中には、高齢のところも多い。このまま何の支援策も実施しなければ、離農はもとより市外転居も懸念される。市長は、就任以来農業支援を積極的に行うとのことであったが、被害を受けた農業者の離農・市外転居を食い止めるためにも、農業者の事業再開のため事業継続補助金の創出・無利息又は低利融資策を考える必要があると思うが、いかがか。