市の面積の80%が山林の本市は、山との関わりは重要である。コロナの蔓延により、田園回帰や地方移住がより注目され、今こそチャンスの時である。
①市長はこのタイミングをどう捉えているのか所感を伺う。
②林業が直面する課題は。
③輸入木材の品薄の状況で建築業界に影響が出ている。県産材、市産材にとっては追風であり、今こそチャンスである。長期的スパンで供給できる仕組みを構築すべきでは。
④山が荒れないことが有害鳥獣対策の大きなポイントであるが、農業施策と林業施策のコラボでもっと強力な事業展開はできないか。
⑤森林環境贈与税は、森林に関する施策のハード、ソフト両方に使える有効な財源である。来期以降の歳入増が見込まれるが、検討状況は。
⑥都会地で林業に興味を持ち「週末林業体験」として山に入る若者が増えている。市内でも林業に従事する若いスタッフの雇用と育成が積極的に行われている。地元出身の若者はもちろん、都会地からのUIターン者へのアプローチは今がチャンスである。当施策に特定地域づくり事業協同組合制度を導入し、積極的な展開をすべきでは。
⑦広大な面積である山林整備は、本来、国策として管理されるべきであるが、霞が関の机上では実態はつかめない。県や国と繋がりを強固なものにし、雲南市の大事な資源である山林と大きな可能性を秘めている林業に力を注ぐべきと考えるが、市長の見解を伺う。