(1)政府は原発新増設を検討する考えを示した。一方、今年秋完成と説明されてきた青森県六ケ所村の再処理工場はまたも完成が延期となった。原発再稼働、新増設となれば核のゴミ問題は一層深刻になり後世に負の遺産を残すことになる。島根原発の使用済み核燃料の搬出も大きな問題を抱えることになる。原子力に頼らない社会の実現にむけ、こうした事態をどのように受け止めているか。
(2)10月原発特別委員会で福島県双葉町始め福島第一原発を視察し原発事故から11年経過した双葉町の状況及び廃炉作業の状況を視察した。農地を始め放射能に汚染され荒廃した状況をみて改めて原子力災害の怖さ、復興の困難さを実感した。双葉町副町長からは「事故は起きないものとも思い込んでいたが、事故はおこりうる」との趣旨のお話があり、原発事故に備える重要性を認識した。実効性ある避難計画をはじめどのように取り組む考えか。
(3)原発事故避難訓練が実施されたが、そこから得られた教訓は何か。
(4)UPZ内の避難計画は原発事故発生時の屋内退避となっているが、その場合の水、医療、介護など避難しない計画も立てる必要があるがどのように考えているか。