(1)今年1月、JAしまねは「JA直営の肥育センター事業については、新たな運営体制を構築する」とあらためて肥育事業からの撤退を表明した。
①昨年7月JAしまねが、直営の肥育センター事業から撤退する方針を発表して8ヶ月が経過した。12月定例会の肥育事業に関する質問に対し、市長は「畜産農家の皆様のご意見も頂戴し、最善な振興策について検討を進める」との回答であった。検討状況について伺う。
②島根県は、4月1日付けの組織改正で、全共で「しまね和牛」が好成績を収めたことを受け、販路拡大や品質向上に特化させるため、農林水産部内に「畜産課」を復活させると発表した。本市においても、JAの肥育センター事業からの撤退対応、奥出雲和牛ブランド化の強化と販路拡大、また重要な次回北海道全共に向けた取組強化のため、畜産事業に特化した「畜産課」の設置等の体制整備が必要と考える。市長の見解を伺う。
(2)昨年のプレミアムつや姫「たたら焔米」の認定率は、出荷数量10,200袋のうち5,300袋の52%と、一昨年と同水準の結果だった。
①12月定例会市長所信表明において、今年の結果を検証し、「栽培技術の向上とブランド力の強化をより一層進める」とされている。検証内容と結果について伺う。
②たたら焔米の栽培面積の拡大のためには、担い手を中心とした栽培拡大への働きかけに加え品質の向上や収穫量の安定化、焔米の認知度の向上、これに併せ買取り・販売価格を高めていくブランド強化の取り組みが重要とされている。取り組みの現状について伺う。また、昨年は1袋あたりPランク1,700円、Aランク1,400円を助成された。本年度の支援、推進施策について伺う。
(3)第2次雲南市農業ビジョン(案)が示された。本市の農業は、農業者の高齢化、農家戸数の減少と後継者不足、農畜産物価格の低迷、耕作放棄地の拡大、資材価格高騰など、本市だけで解決できない深刻な問題を抱える。本市が目指す農業とは具体的にどのような農業をイメージするものか。
(1)第3次雲南市食育推進計画において、市内の全てのこども園、小学校、中学校で提供されている給食は、「地産地消にこだわり、安全・安心な給食の提供を目指す」とされている。
①市内3カ所の給食センター別の地産地消への取組体制と野菜の地産地消率について伺う。
②食べることは人間形成にとって大切な土台となる。地域の食材で子どもの心と体の成長を保証することは、地域の農業を応援する機会にもなると考えるが見解を伺う。
③“幸せを運ぶコウノトリ”と共生するまちづくりアクションプランにおいて、減農薬・有機農業等を農業団体等と連携して推進するとしている。地元大東町の生産者がブランド米「コウノトリやすらぎ米」として販売を始めた。兵庫県豊岡市は、JAたじまと連携し、市内の全小・中学校の学校給食で提供される米を、生き物と共生に配慮して栽培する有機栽培米「コウノトリ育むお米」に切り替えると報道された。本市においても同様の取り組みができないか見解を伺う。
④給食費の無償化による保護者の経済的負担の軽減は、子育て環境の向上、究極の少子化対策であり、人口転出の抑制、転入・定住を促進すると考える。安心して出産・子育てができる環境を作るためにも給食費(食材費)の無償化は早急に実施すべきと考える。市長の見解を伺う。
(1)大東町の危険な空き家に対し、本市において瓦飛散防止ネットの敷設、壁の崩壊防止のため市道に土のうを積んでもらった。しかし、土のうが自家用車の通行の障害となること、火災発生時の消火活動に障害となること、また強風、降雪など自然災害、地震により倒壊の危険性が高いこと、更に通学路に隣接していることなど、依然として市民生活に多大な不安を与えている。地域住民が安心して暮らすための住環境、また定住推進のための本市の見解を伺う。
(2)空き家の活用対策等の充実も重要だが、「空き家が発生しない」発生抑制のための対策が更に重要と考える。本市の発生抑制に対する見解を伺う。
(1)大東中学校の保護者用の送迎駐車場は、「雲南市大東ふれあい運動場」の駐車場を使用するよう指示されている。しかし、進入路付近が狭隘なため普通車が交差できず大変危険である。また、駐車場の入り口付近を照らす街灯がなく暗いため、12月から2月の雨の日の夕方は大変危険である。令和6年3月の海潮中学校の統廃合に伴う保護者の送迎も考慮すると、早急な対応が必要と考えるが見解を伺う。
(2)市道立南線から市道飯田養賀線に入る三叉路から、大東中学校前までの約700m間は、歩道を照らす防犯灯が一つも設置されていない。安全な通学を確保するため早急な設置が必要と考えるが見解を伺う。
(3)2023年度県内高校一般入試の最終出願状況の発表があり、大東高校の志願倍率が0.53倍と今年も定員割れとなった。志願倍率が低い要因は何か見解を伺う。
(1)市内建設事業者の減少と災害復旧工事対応から、本年1月末のように除雪作業と市道に敷設された水道管の漏水修繕工事を、同時刻に市内事業者で対応することは大変難しい状況にある。この2つの委託業務がスムーズに遂行できるよう、市の担当部署において業者の手配等について「打合せ」等の調整がされているのか伺う。また、現行の漏水修繕当番について、受託事業者の意見・要望等が十分に反映されたものとなっているのか併せて伺う。
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