本市では、環境基本条例を制定、第2次雲南市環境基本計画を策定し、環境に対する取り組みの明確化が図られていると考える。
(1)30・10運動について
①新型コロナウイルス感染拡大が縮小化の傾向にあり、島根県としても飲食に対する人数制限が緩和された。時は忘年会の時期となり感染防止に気をつけながらも開催される事もあると考える。同時に食品ロスに対する意識もしっかり持っていただきたいと思う。市長の食品ロス撲滅に対する考えと本市の取り組みについて伺う。
(2)粗大ごみについて
①一般的な粗大ごみは、エネルギーセンターへ持ち込みをする事になっている。高齢化が進みかつ持ち込み手段の無い家庭が多く持ち込むことができない。県内他市の中には、有料ではあるが月1回程度、回収に来るところもある。本市の粗大ごみ回収の考えはないか伺う。
②災害時に流出したと思われる立木等が県道沿いに集積したまま、置き去りにされている箇所がある。回収されていない理由を伺う。
(3)不法投棄について
①市内における不法投棄の現状を伺う。
②不法投棄に対する取り組みはそれぞれの地域で行われている。対策をした箇所では不法投棄がなくなるが、場所を移動させて繰り返されているのが実態である。市としての対策を伺う。
③雲南市ポイ捨て及び飼い犬等ふん害の防止に関する条例には、勧告、命令を経て過料を科すことが出来るとしてある。この条例が施行されてから今日までの過料処分の有無について伺う。
④自動販売機の空き容器回収ボックスに指定されたもの以外が入れられていることがある。自動販売機設置事業者の回収作業に大きな負担がかかっている。最近店内にごみ箱を設置するコンビニエンスストアが多くなってきたことも、同様の行為によるものが大きいと考えられる。指定外のごみを投入する事は不法投棄にあたるのではないかと思うが、市としてできる対策について伺う。
(4)環境悪化の原因となりうる事項について
①アスベストについて
アスベストに関しては、築年数の古い構造物解体時に検出され適切に対応されてきていると理解している。処理費用が後付けで出されることがあり、解体工期にも影響を与えることもある。ある程度の建築年数の基準を決め、解体予算に処理費用を盛り込むことはできないか見解を伺う。
②バイオマス残灰処理について
ア)バイオマスの残灰は外部処理に出されているが、処理に係る年間の経費はいくらであるのか伺う。
イ)県内でも多くの自治体がバイオマスを利用している。同時に県外業者へ処理を委託しているのが現状と認識している。未来に向かって使い続けると想定すれば、輸送コスト、処理費も積み上がり続ける。脱炭素社会を目指す中、二酸化炭素の排出量削減に意識を置くと、県内で処理ができることが理想ではないかと考えるが、実現性を含めて見解を伺う。
通学途中の児童生徒の列に車が突っ込み、死傷者が出るといった痛ましい事故が全国で頻発している。本市においても危険な通学路はあり、令和2年の調査で77箇所が示されている。
その中で、県道271号樋上橋西詰の状況は、路面標示の塗り直しや防護柵の設置などが挙げられている。同地では下校時の見守りを「下熊谷くまっこ見守り隊」の皆さんにより行われている。現地で感じる危険は、自動車の速度と運転モラルにあると感じている。速度の抑制と歩行者優先の一時停止を促す事も大事な取り組みと考えるが、見解を伺う。
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