この度、「雲南市公共施設等総合管理計画(案)」と「同計画実施方針(第3次)(案)」が策定され、パブリックコメントが行われた。同計画では、「保有量、配置の適正化」と「維持、管理の適正化」が基本的な方針とされ、「維持、管理の適正化」については、「事後保全型」から「予防保全型」への転換に努めるとされている。
(1)「保有量、配置の適正化」において、行政財産延床面積は、過去10年間で8,550㎡減少し、380,254㎡となっているが、この面積は、令和7年3月末の人口約34,200人とすると、1人当たり、11.1㎡となり、10年前の9.5㎡/人より17%増加している。当時、同規模自治体は、平均7.3㎡/人で、改善をしなければという方向だったと思うが、現在の状況をどう考えるか伺う。
(2)本市の人口は、今後100年間は、確実に減少することが明らかとなっている。公共施設等は、いったん建設してしまうと、30年~60年は、利用されるべき資産であり、現在の市民と、将来の市民のための設備であることを思い描いて建設すべきである。10年後の人口は、第3次雲南市総合計画によると、約27,000人となっているが、この時点での、行政財産延床面積と、1人当たりの面積をどのように考えているか伺う。
(3)「維持・管理適正化」について、「予防保全型」に努めるとされているが、現在、「事後保全型」すなわち、壊れてから修理する体制、又は、壊れても適正に修理できていない状況もあると思うが、今後この転換はできると思われるか伺う。
(4)公共設備等の老朽化がかなり進みつつあり、それに伴って、修繕、および、長寿命化工事等が必要となっている。新たな建設、大規模修繕は、いわゆる公共工事としての手続きで良いかと思うが、現状復旧のための修繕に、公共工事の手続きで工事をすると、莫大な金額となっている。民間で行われる工事と比較して、2倍~4倍の金額となっている。大切な市民の税金を使い、限られた財源の中で、このような不合理は、小規模修繕のシステムで、その限度額を引き上げる等、改善すべきであると思うが、見解を伺う。
現在、木次中学校の改築の準備が進められている。少子化と厳しい財政運営の中で、学校の在り方について、一向に、将来の方向性が見えてこない。
(1)過去10年間における、子育て世帯の雲南市内または、雲南市外への住所移転がどの程度あるか伺う。
(2)子育て世帯においては、仕事の関係と、子どもの教育環境を最も重要視し、住む場所を検討すると考えられる。子どもの教育環境を考え、子育て世帯のみ住所移転し、ある程度人数が多い学校に入学させている例もあると思うが、認識を伺う。
(3)子育て世帯は、その子どもたちの10年先、20年先の将来の幸せのために、一生懸命である。特に、3歳~18歳までの教育環境は、そのあとの人生に大きな影響を与えるものと、私は認識している。これらのことから、本市の教育環境等を見て、子育て期間中のみ住所を移転する世帯や、Uターンしたい世帯が、雲南市まで帰らず、松江、出雲に居を構える等の事例があると認識している。このことが、地域の人口減少、延いては、本市の人口減少に拍車をかけているのではないかと思うが、見解を伺う。
(4)本市は、合併20年を経過した。しかし、いまだかつて、旧町村の境界があるように感じる。行政にとっては、この境界があったほうが様々な面で、合理的かと思うが、このことが、新たな市の再構築には、邪魔になっているのではないかと思っている。人口規模約3万人であるこの雲南市を、「雲南市はひとつ」と考え、全体を俯瞰して、教育環境も含め、再構築すべきだと思うが、市長の見解を伺う。
本年1月26日に、市の業務のデジタル化(DX)を推進する最高情報責任者(CIO)補佐官が着任された。
(1)このCIO補佐官の勤務形態と、その方にどのような仕事を想定されているか、又、どのような成果を期待されているか、CIOである副市長に伺う。
(2)CIO補佐官の会社は、東京都副知事が代表を務める会社であるが、財政の豊かな東京都の考え方が、財政の厳しい雲南市にうまくマッチすると考えているか伺う。
(3)市は、高齢化率が約40%であるが、デジタルツールに弱い高齢者が多い中でのDX推進には課題が多いと思うが、その対策は、どのように考えているか伺う。
(4)財政の厳しい雲南市においては、行政コストの削減が必要と考える。その手法として、DX化があるが、それ以前に、業務の改善が必要と思うが、市長の見解を伺う。
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