(1)雲南市社会福祉協議会に委託している、市立掛合保育所の過去5年間(3年度~7年度)の運営状況と入所児童数はどのようになっているか、7年度は年度中であり見込みでの収支状況と入所児童数を伺う。
(2)市立保育所の委託金は、国が示す児童一人当たりの公定価格で児童数によって算定されていると聞いているが、入所児童数が年々減少している小規模な掛合保育所は、こうした算定の委託金では運営が行き詰まっている状況である。委託金の算定の見直しは出来ないのか伺う。
(3)掛合保育所は3年間の委託契約であり、来年度更新時期を迎えるが、赤字運営が見込まれる中で、雲南市社会福祉協議会による受託継続が困難となることも想定される。その場合、掛合保育所はどうなるのか。吉田保育所のように休園となるのか、廃止になるのか、また、直営で運営されるとした場合、保育所職員の扱いはどうなるか、なぜ直営で行っていた市立保育園を10年ちょっとで委託から直営に戻す必要があるのか。掛合保育所は現在48名の入所児童があり、若者の定住対策と子育て支援の観点から極めて重要な施設と考えるが、市長の見解を伺う。
(1)掛合体育館は昭和49年に竣工し、スポーツ活動、教育活動、文化活動といった幅広く活用されるなど、掛合地域の住民にとっては非常に大切な施設であったが、令和4年度に実施された耐震診断により、「吊り天井の改修など費用が高額となる上にそれに見合うだけの長寿命化が臨めない」と整理され昨年度から本年度にかけて体育館は解体された。市長は、今回の掛合体育館解体にあたり令和5年9月と12月の定例会施政方針において「掛合体育館の対応につきましては吊り天井の改修など費用が高額となる上にそれに見合うだけの長寿命化が臨めないことから、施設を解体、新築の方向で進める。」と施政方針で述べておられる。掛合体育館整備に向けて、令和5年12月定例会施政方針以降から現在に至るまでの市の取り組みについて伺う。
(2)掛合体育館は地域住民利用だけではなく掛合分校が体育授業や部活動等でも活用している。
現在は小学校や中学校の体育館を活用していると聞いているが小中学校の授業や学校行事にどのような影響がでているのか伺う。
(3)令和4年度に実施された耐震診断において、掛合体育館と同様に大東体育文化センターも除却されたが大東地区では大東公園体育館を中心に地区内で一定程度利用者の吸収ができている。また木次体育館も同様であるが注意しながら使用している状況。掛合は吸収できる施設がないことから、大変困っている状況である。掛合町の住民にとって掛合体育館や掛合体育振興センターは地域の健康増進活動や文化活動の展示、地域の伝統芸能である掛合太鼓の活動を支える重要な施設であった。掛合体育館整備にあたっては掛合以外の地域では「必要ないのではないか」といった意見があり、掛合町の住民は他地域から見捨てられた気分になり大変悲しい思いをしている。地域からは早期建設の要望書を提出するなど建設を待ちわびている状況である。体育館施設の一刻も早い整備を望むが市長の見解を伺う。
(1)免許証を自主的に返納すれば「優待乗車券」の申請が出来、交付されるが本人でないと使用できないようになっているのは何故か伺う。
(2)高齢夫婦世帯等で免許証を自主返納された方の配偶者が免許証を持たない場合には買い物、通院などで移動する時は通常のバス乗車券やタクシーで移動しなければならないが、返納者交付の「優待乗車券」を使用することができるようにならないか伺う。
(3)免許証の自主返納者本人宛て交付のため、期限内に使用されずに廃棄する場合が多いと聞くが優待乗車券が無駄にならないように、「優待乗車券」の利用方法を改正できないか伺う。
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