人口減少が進む中で雲南市の将来を支え、守るためには、ふるさとに戻ってくる人(Uターン)や市外から雲南市を選んで移り住んでくる人(Iターン)を増やすことが最重要である。これまで、地域おこし協力隊などさまざまな取り組みを進めてきたが、全国の成功事例を見ると、多くの施策を講じるよりも、限られた財源や人員の中で地域の特性を生かす思い切った政策と官民あげて共通目標に向かうなど、更なる進化が求められている。
(1)現在の施策(地域おこし協力隊、移住相談窓口及び各種助成、空き家バンクなど)における直近5年の成果と課題をどのように整理しているか伺う。
(2)スポーツ振興を中心にした地域おこし協力隊の新たな活用、企業との連携による雇用創出、若者の雇用確保、ふるさとにUターンできる施策について方針と見解を伺う。
2030 年に開催される国スポにおいて、レスリング、ソフトボール 及びローイング競技は雲南市が会場となる。レスリングでは、インターハイが本市で開催され、ソフトボールでは、日本女子ソフトボールリーグに参加するクラブチームの本拠地移転により本市に拠点を置くことが発表されるなど、スポ ーツ振興への期待が高まっている。今後、運営上の課題の把握と競技者への支援など、より具体的な施策が求められる。
(1)レスリングのインターハイで課題となった市民への周知、機運の向上、会場周辺の駐車場の確保等は、どのように改善していくのか伺う。
(2)女子ソフトボールクラブチームの移転を契機に同チーム及び市内で活躍する競技者に対する本市の支援体制の進捗を伺う。