(1)新聞では「雲南市の石飛厚志市長は「活動はあることは承知している。議論の動向を冷静に見ていきたい」と述べるにとどめた」と掲載されていた。先日、総務常任委員会で、部長、副市長がこの件について答弁されていたが、「雲南地区防衛協力会の総会など案内はある。誘致の件については、正式にきいてはいない。そういった話が正式にあった後にそこから協議をして市や議会で議論する」という主旨であった。国防や地域振興に関わり、市民生活に多大な影響がある事柄だと思うが、積極的に情報収集されることはないようだ。気にならないのか伺う。
(2)飯南町議会では令和5年から3回質問があり会議録に載っていた。飯南町は、デメリット、メリットなど情報収集されているようだ。市内には様々な考えをもつ方がいらっしゃるので、情報収集などを積極的に行い、市としてのスタンスを持っておくべきと思うが、いかがか。
(1)2025年大阪・関西万博で、島根県の石見神楽が披露され、神楽への関心が高まったのではないかと感じている。戦後、日本の伝統芸能である「神楽」は、連合国軍司令部(GHQ)の占領政策によって、一時的に上演禁止や検閲の対象となった。戦後という逆風の中で、神楽を維持しようと奔走してくださった先輩方々に感謝したい。そうしてつむがれてきた神楽だが、県外の方へ石見神楽ばかりでなく、出雲神楽をきちんと知ってもらうことが大切と考える。市は、石見神楽、出雲神楽の違い、それぞれの魅力をどのように受け取っているか伺う。
(2)文化庁の事業で、令和3年度に地域の礎である伝統行事や民俗芸能等が新型コロナウイルス感染症の影響で危機的状況にあるということで、デジタル技術等を活用するなどして全国の祭りの実行委員会や保存会の支援を展開された。本市でも出雲神楽のホームページができたのに、現在更新がされていない。市内の神楽をまとめて発信するなら、市(文化財課と観光振興課が協力するなど)が更新した方が良いのではないかと思うがいかがか。
(3)鉄と神楽の文化をテーマとした文化施設古代鉄歌謡館について。
①雲南市公共施設等総合管理計画の改定があるが、古代鉄歌謡館は、社会教育系施設のホールとして分類されている。ホールの基本的な考え方は、老朽度及び利用状況等を勘案し、施設のあり方を検討する。維持管理経費に占める公費負担額の割合が高く、施設単独での管理運営の改善が困難な場合は、代替施設への集約化などを含めた検討を行うとある。出雲神楽の夕べ、自主事業の企画展等を地域の文化活動をされている方と一緒に企画されており、地域に根ざした文化芸術活動の推進の役割、歌声サロンや福祉系の映画上映など生涯学習の拠点施設の役割なども果たしている。また、他の2つのホール施設と違って、約250席のホールで、利用料も安く借りやすいという利点がある。市としての古代鉄歌謡館の役割、期待、今後の展望の考え、またそれに対しての市の役割は何かを伺う。
②大規模修繕というのは、どの程度の改修のことを考えられているか。コロナの影響で利用者数は、令和2年度に3,041名まで減少、令和6年度は11,900人と徐々にではあるが回復している。が、ホールの空調がここ数年使えず、イベントで使いたい方がおられても空調が使えないということで、特に6月〜9月は使用を断念されることもあるよう。去年の秋頃からロビーや2階の空調も使えないと聞いた。イベントの待合やギャラリー展にも影響が出ている。稼働率を伸ばすためにも空調だけでも早めに修理する必要があると思うが、いかがか。
③2階の活用はどのようにしたいと考えているのか。2階には神楽面の展示などがある。ビデオテークやオーディトリアムがあるが、機能していない。レーザーディスクがあるようだが、どのような資料映像なのか市は把握されているか。貴重な資料であれば、DVDにするなど引き継いでいくべきと考えるが、いかがか。
(4)雲南神楽フェスティバルについて
①雲南神楽フェスティバルは、市内の神楽団体が一堂に会する神楽公演で、ふだん見られない珍しい演目も上演される人気の神楽イベントである。市として20周年記念イベントとして考えていることがあるか。伺う。
②記念のイベントというと外部からゲストを呼んだりすることが多いかもしれないが、出雲神楽の魅力を伝えるのに、全体のストーリーや流れが分かっている方がより一層楽しめるのではないかと考える。神楽の魅力を一層知ってもらうために、雲南神楽フェスティバル20周年特別企画として、演目を神話のながれに沿って上演できないか。例えば、古事記や日本神話をわかりやすく、面白く解説してくださることで有名な万九千神社の宮司さんに全体シナリオのアドバイスをもらったり、神楽舞と神楽舞の間に解説やつなぎを語ってもらったりなど検討できるのではないかと思う。また演目の順番の提案をしたい。2012年に、日本最古の歴史書「古事記」が編纂されてから1300年の記念で、佐世神楽社中さんが発表された「伊賦夜坂」という創作神楽がある。イザナギとイザナミの黄泉の国の神楽から始まり、その子どものアマテラスの天岩戸隠れにまつわる「香具山」。からの「天岩戸」の神楽。アマテラスが岩戸に隠れてしまった原因になった弟のスサノオが高天原から天降って始まる「八岐大蛇退治」。その子孫のオオクニヌシが国を造る「国造り」。造った国をアマテラスへ譲られる「国譲り」。国譲り後、アマテラスの孫、ニニギノミコトが三種の神器をもって国をおさめるために天降る「天孫降臨」。草薙の剣の伝説で有名なヤマトタケルの「日本武」。もちろん他にも演目はあるので、一例ではあるが、このように古事記や神話を元に全体を通じて一つの物語になるイベントを20周年という節目で企画してはどうか提案する。いかがか。