雲南市議会映像アーカイブ

令和5年 6月定例会

宇都宮晃 議員
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アルコ-ル依存症について
新型コロナウイルスの発生は、仕事を失ったり、リモ-トなどにより、家庭内にいる時間が増え、ゲ-ムに、そして飲酒にと走り過ぎる人たちが多くなり、家庭内が荒れる原因にもなっています。朝から飲酒を続けている人たちは、アルコ-ル依存症やその予備群になる可能性が大きくなるものと思われます。したがって、鬱になったり、閉じこもったり、暴れたり、また自死や自傷など、家庭内や社会でもトラブルが多く発生し、重大な事件にまで発展してしまうケースも増えてくると思われます。
 政府が発表した自殺対策白書によりますと、新型コロナウイルス発生以後、自死者は増加に転じ、以後、増加傾向にあります。
 今後、自死者や自傷者、そして心に傷を持つ人たちが増えてくるものと思われることから、今この問題についてしっかりと解決を図っていかなくては、家庭は、世の中は大変なことになるように思われます。こうしたことから、アルコール依存症について考えてみることにしました。
 アルコール依存症が病気だと分かったのが40年前であります。
・アルコ-ルは依存性のある薬物で、飲み方を誤るとアルコ-ル依存症になる。依存症と診断されたら二度と節度ある飲酒ができない。また、回復はあっても完治のない病気である事。
・アルコ-ル依存症は本人の意思や性格が原因でない事。
・未成年者の飲酒は、特に脳や身体に与えるダメ-ジが大きい事。
などのほかに、女性は男性よりも短期間でアルコール依存症になりやすく、そして妊娠中の女性は胎児の発達障害や奇形などの悪影響をも与えるおそれがあります。以上のことを念頭に置き、いくつかの質問をいたします。
(1)雲南市でのアルコール依存症に対する取り組みはどのようになっているか伺います。
(2)雲南市あるいは島根県でのアルコール依存症についての調査結果はあるのでしょうか伺います。
(3)適量の3倍以上を日常的に飲む多量飲酒者の中で、治療を要する依存症の方の中で受診をしている人は20人に1人程度の4万人強でしかありません。酒害対策をしっかりとやっていく必要があると考えます。そこで質問です。講習についてであります。講習は現状を把握させること、アルコール中毒の意識をなくし、アルコール依存症という病気だとしっかりと認識させること、各部署の担当の方々にとどまらず皆一人ひとりが窓口、ドアとなって、正しく解決する方向へと導けるよう知識を得させること、アニメなどを活用して幼児期から導く方法などをしっかりと教えていくこと、縦と横の組織の連携をしっかりと図ること、最後に自らが依存症とならないよう知識を得ることなどを、行政の方々そして市民の多くの方々が講習を受け、現実的な知識を得るようにしてはと思いますがいかがでしょうか。
(4)酒害に対して、どこでもドアならぬ、みんながドアとなって、ここへ行けば何とかしてくれる専門医や断酒会へといち早くつなぎ導いていける状態となること、そして県下一全国一のアルコール依存症撲滅市を目指して頑張っていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
おんせんキャンパスについて
おんせんキャンパス運営事業の政策立案の背景として、「教育機会確保法に基づき個別最適で多様なニ-ズに応えることのできる教育環境づくりを行う」とあります。
全国的に、不登校児童生徒は増加傾向にあり、2021年度は24万人と過去最高となり、雲南市においても同様の傾向にあるようです。こうした中で、おんせんキャンパスの現状と将来に向けてのビジョンを伺います。
(1)運営方式について伺います。
(2)利用されている児童、生徒の人数はそれぞれ何名でしょうか。
(3)中学校卒業後の高校生年代のサポ-トとその結果は如何でしょうか。
(4)家庭訪問、保護者支援、学校連携の現状を伺います。
(5)不登校の児童、中学生徒および不登校の高校生についての将来ビジョンを伺います。
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