雲南市議会映像アーカイブ

令和5年 3月定例会

佐藤隆司 議員
※初期設定ではミュート(消音)となっています。
 ミュート(消音)を解除してご覧ください。
1.市長就任3年目を迎えられる市長の政治姿勢について
(1)雲南市長に就任されて2年が経過した。就任直後のコロナ対応や7月豪雨災害、喫緊のプロジェクトの是々非々の決断など心血を注がれ、就任2年目は「復興元年」と位置付けられた。愈々、任期折返しとなる3年目を迎えるにあたって、目指される思いの一端が伺える所信表明と感じ取った。2021年3月の所信表明の「夢と希望が感じられる明るい未来」に向けての思いに揺るぎはないか伺う。
(2)「雲南プライド」というキーワードはどのように展開されようとしているのか伺う。
2.「異次元の少子化対策」と少子化問題の延長線上にある学校統廃合について
(1)市長は、小・中学校、高校など学校の統廃合は避けていきたいとの思いを聞いた。私もその思いに同感であり賛同するが、残念ながら少子化の現状と将来推移は厳しい現実がある。海潮中学校の統合は地域の皆様の苦渋の決断であったと思うが、この現実をどう捉えているのか伺う。
(2)まだまだ、進む少子化にどう対応すべきか。中学校は6校、小学校は15校。地域での議論を尊重することはもちろん重要だが、本市の教育環境の将来の在り方を示すことは行政の大きな役割と考える。何事もエネルギーのある時、余力のある時に次の一手を打たないと、物事はあと処理的に後手・後手に回ってしまい、結局は大切な時間を失ってしまうことがよくある。決して、先手必勝とは言わないが、タイムリーな判断時機を見逃さないことが最も重要と考える。学校の適正規模・適正配置の考え方(第4次雲南市教育基本計画)について、将来への方向性をより具体的に勇断をもって示す時期ではないかと思うが見解を伺う。
(3)一例として、斐伊地区にある斐伊小学校は、明治8年開校(1875年)で今年148年を迎える。児童数の推移は昭和33年が最高で218名(1947年団塊世代以降)、最低で115名(1966年)、令和4年現在は149名となっている。これまでの児童数の変化は、時代の流れに対し行政の積極的な定住施策の展開が功を奏してきたと考えられる。
国の「異次元の少子化対策」も期待しつつ、本市としてはその前に今の次元をどう判断し、「将来をどう見通すのか(将来像)」が重要と考える。出生数から見た将来の雲南市内の学校教育施設環境の統廃合については、10年から15年先を見据えた計画を示すことが必要と考えるが見解を伺う。
3.雲南市の「失われた10年」、今後の対応の一手について
(1)現状の人口減少、特に少子化現象は深刻な状況である。このことは、今に始まったことではなく、半世紀前からも語られていたことであり国の責任が問われる。しかし、末端自治体は現状打開策として常に対応し対策を尽くしていかなければならない。本市の「失われた10年」を考えると住宅分譲地や企業団地分譲地の整備はテーマには挙げられていたが、最優先施策として展開されてこなかったことにあるのではないか。
①市内学校の児童や生徒数の維持確保には、定住促進は欠かせない。中でも、重要なのは移住者や子育て世代の定住は即戦力となる。その即戦力世代の転入、転出をどう検証されているのか伺う。
②本市の新設住宅戸数の推移と県内7市と比較しどのように検証されているのか伺う。
③新設は市内在住者か転入者なのか、また年代等どのような傾向となっているのか伺う。
④市内への定住促進に向けた住宅分譲地は十分に確保され、期待に応えられているのか。
⑤本気度を示す「若者移住者強化プロジェクト」や「ママ・パパ マイホーム夢プロジェクト」、「新婚さんいらっしゃい」など「ソフトなアナウンス」で行政が率先して移住者等への定住促進をすべきと考えるが見解を伺う。
⑥企業団地分譲地は、進出企業の期待に応えられる状況なのか。
4.雲南地域を変えた尾道松江道開通から10周年が近づく取り組みについて
(1)中国横断自動車道 尾道松江線(中国やまなみ街道)平成25年3月(2013年)三次東JCT・IC~吉田掛合ICの開通、平成27年3月(2015年)には全線開通し、令和6年(2025年)には10周年となる。平成25年3月に「たたらば壱番地」が4月に「道の駅たかの」がオープンし、「たたらば壱番地」は平成27年5月には2年3ヵ月で来場者数(レジ通過者数)が予想を上回る100万人を達成し大きな好影響を得た。
①入り込み客数の推移をどのように検証されているのか伺う。
②コロナ禍の影響はあると思うがアフターコロナに向けて、南の玄関口「たたらば壱番地」は吉田町の街並みや菅谷たたら山内、フォレストアドベンチャーたたらの里など吉田町はもとより誘客への切り口に大きな役割がある。今後に向けての仕掛け(観光戦略)の考えを伺う。
③オープンして10周年となる今年度の取り組みを伺う。
ご利用について
  • この映像配信(映像および音声)は、雲南市議会の公式記録ではありません。公式記録は議会会議録をご覧ください。
  • 映像配信を多数の方が同時にご覧になった際に、映像が正しく表示されない場合があります。
  • 本サイトで公開している全ての情報について、複製・改変・配布を禁止します。