雲南市議会映像アーカイブ

令和3年 9月定例会

鶴原能也 議員
※初期設定ではミュート(消音)となっています。
 ミュート(消音)を解除してご覧ください。
令和3年7月豪雨災害について
雲南市では7月6日から12日にかけての記録的な豪雨により、市内各所で河川の氾濫や土砂崩れ、倒木などが発生し、市内の広範囲において甚大な被害を受けた。
(1)災害時の情報発信(情報管理)体制について
刻々と状況が変わる中、市民のみなさんの安全を確保するための水害の状況(道路、河川などの被害状況)はどの部署に集められ、管理されたのか。併せて把握した情報はどのような方法で、またどのタイミングで市民の皆さんに発信されたのか。
(2)交流センターから市へ「電話で助けを求めた」「災害備蓄品の問い合わせをした」、しかし何の返事もなかったと言うような声を多く聞いたが、市庁舎、総合センター、交流センター間の指示、連絡体制に問題はなかったか。
(3)多くの市民の皆さんから、ケーブルテレビで川の水位をチェックしようとしたが9時以降更新されず、川の様子が分からず不安だったという話を聞いたが原因と対策は。
(4)避難所について
①「災害対応と感染症対策の両立は難しかった」という話を聞いたが、市としてどのような指導をされたのか。
②ペットを同伴しての避難について市の考えを伺う。
(5)災害対策用物資(災害備蓄品)について
①雲南市における災害備蓄品の種類(品名)と、それぞれの数量は。
②災害備蓄品の保管場所はどこか、また管理担当部署はどこか。
③災害備蓄品の払い出し方法はどのようにするのか。
④土のうについて、袋のつなぎ目部分の劣化から破損するもの、とじひもが切れるものが散見された。災害備蓄品の保管年数及び品質劣化等の管理はどのように行われているか。
(6)小学校児童の下校について
これだけの大きな豪雨災害であったが、7月12日雲南市内の小学校の児童は無事保護者に引き渡された。
①警戒レベル4、警戒レベル5発令時における児童の安全を確保するための雲南市内小学校統一の「対応マニュアル」など整備されているか。
②上記①の警報発令時の児童の下校方法はどこが判断するのか。
③三刀屋小学校は11時54分、鍋山小学校は11時49分に、教育委員会からの指示もあり保護者の皆さんに14時30分以降に引き渡しを予定している旨をメール発信されているが、十分に安全面を考慮した判断であったか。
④三刀屋小学校の裏がレッドゾーンに指定されることについて、保護者に対しいつ、どのような方法で説明されたのか。
⑤小学校までのアクセス道路、河川等の情報は迎えの保護者に適切に提供されたのか。
(7)農業者の支援について
農地や水路等の農業用施設、機械・設備に甚大な被害が発生した。
①今年は収穫ができた水田も「あぜ」が崩れた水田、水路、耕作道が壊れた水田では来年は耕作が不可能であるが、農家に対する金銭的な支援は出来ないか。
②被災した農地のうち中山間地域等直接支払交付金の対象面積と交付金の額及び今後復旧計画に基づく復旧が実施されなかった場合、遡及返還となるか。
③復旧を考えた上で問題となるのがこの利用権設定水田と考える。特に地主が高齢者の場合、復旧に係る時間、自己負担額によっては災害復旧等の措置を行わず農業を止められることが懸念されるが、市としてどのように取り組む考えか。自己負担額の一部を市が負担する等の考えはないか。また、市として復旧計画の策定についてどのように指導する考えか、遡及返還額を市が負担する考えはないか。
④利用権設定による集積金など市の補助金について来年度以降どのように考えているか。
⑤認定農業者の認定基準に年間所得目標(350万円)があるが、来年以降の収入減、また収入見込額の算定が難しいことから認定基準の緩和等の考えはないか。
⑥豪雨災害により多くの水田が壊滅的な状況であることに加え、新型コロナウイルスの影響による需要減による厳しい販売見通しから、2021年産米の買い取り価格が大幅減額となる旨の報道があった。このままでは、経営難から営農意欲がなくなり農業の継続を断念する農家が多くなることを心配するが、雲南市として農業を守るための具体的な対策は。
市長施政方針について
令和3年7月豪雨災害について、「幸いにも人的被害が発生しなかった」と「幸い」という言葉を使われているが、市長には雲南市は「決して人的災害など発生させない態勢で臨む」という気概で対処していただきたいが所見を伺う。
成年後見制度について
(1)成年後見制度利用促進基本法が施行され、令和3年度中に雲南市成年後見制度利用促進基本計画を策定し、成年後見制度利用促進のため中核機関を中心とした地域連携ネットワークを構築する必要がある。
①雲南市の成年後見制度の現状、第三者後見人の人数及び職種、被後見人の人数及び予備群といわれる認知症患者の人数について伺う。
②地域連携ネットワーク構築に向けた進捗状況について
ア)中核機関はどこを予定しているか。併せて中核機関の役割について伺う。
イ)協議会の具体的メンバーは。
ウ)松江後見センターの位置づけをどのように考えているのか。雲南市で完結出来る組織作りは出来ないか。
雲南市農業振興地域整備計画について
合併前の旧6町で策定された整備計画を雲南市の計画とされているが、これは昭和45年頃に策定されたもので約50年が経過し、この間自動車専用道の整備、農地転用、耕作放棄地等の増加などから、農林水産省が指導する計画の見直しが必要である旨を主張したが、「本計画を大幅に見直す必要のある大きな変化など生じていない」との答弁であった。計画を「見直す必要のある大きな変化」とは具体的にどのような事象か伺う。
ご利用について
  • この映像配信(映像および音声)は、雲南市議会の公式記録ではありません。公式記録は議会会議録をご覧ください。
  • 映像配信を多数の方が同時にご覧になった際に、映像が正しく表示されない場合があります。
  • 本サイトで公開している全ての情報について、複製・改変・配布を禁止します。