雲南市議会映像アーカイブ

令和6年 6月定例会

宇都宮晃 議員
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1.水道インフラについて
 上水道行政の所管が先頃、厚生労働省から国土交通省と環境省に移った。水道事業は老朽化、経営悪化などにより土台が揺らいでおり、能登半島地震でもリスクが露呈した。事業を運営する雲南市は県や国と連係を強め各種課題に取り組む必要がある。上水道は、国土交通省が以前から所管する下水道と共通の課題が多く、一元的で効率化や質の向上もはかれるだろう。一方で、公衆衛生が後退することがないよう、留意してほしい。
(1)人口減少で水の使用量が減り、料金収入だけでは運営費がまかなえなくなると思われるが、如何対応するのか問う。
(2)水道インフラはこの先、更新すべき時期を迎える。施設管理や効率化など市として行う部分はどうなっているのか問う。
(3)国土交通省が果たすべき役割は大きいと思われる。多くの技術者を抱え、インフラ全般のノウハウを持っており、出先機関を通じて自治体との接点も多く、技術・運営面の助言や財政支援で現場の取組を後押ししているのではと思われるが現状は如何か問う。
(4)水道は基幹的な公共サ-ビスであり、能登半島地震でも重要性が浮き彫りになった。耐震化の遅れが被害の拡大につながったと考えられるが、同様の状況は能登半島に限らない。基幹水道管の耐震適合率はどうなのか問う。
(5)需要が減る中で水道機能をどう維持するのか、持続可能なやり方と負担を市民と共に考え、実行に移すのは運営者の責任であるが、見解を問う。
2.放課後児童クラブについて
 市内の放課後児童クラブでは、学校が終わった後、保護者が迎えに来るまで数十名(数名の特別支援学級の児童を含む)の児童を預かっている。
(1)何名の職員を置いているのか問う。
(2)放課後児童クラブには児童の安全上、資格研修を受けた支援員を何名置いているのか問う。
(3)学校が終わった後、宿題等勉強する設備は整っているのか問う。
(4)特別支援学級の児童を受け入れる体制はどのようにしているのか問う。
3.改正食料・農業・農村基本法について
 改正食料・農業・農村基本法の主要ポイントは次の4点である。
①食料安全保障の確保を新たに基本理念に位置付け
②食料安全保障を「良質な食料が合理的な価格で安定的に供給され、かつ国民一人一人がこれを入手できる状態」と定義
③食料自給率など複数の目標を設定し、達成状況を少なくとも年1回調査
④食料の持続的な供給に向けて合理的な費用を考慮することが必要だと明記し、価格転嫁を後押し
(1)生産継続へ価格転嫁後押しとあるが、消費者の理解を得ることが必要になる。また、調査によると政府が補助金を出すべきというのが5割近いものもあった。見解を問う。
(2)改正基本法は食料安全保障をポイント②と定義した。食料自給率のほか、肥料や飼料といった農業資材の確保などを念頭に複数の目標を設定し、達成状況を少なくとも年1回調査するとしているが、雲南市でクリアできるのか見解を問う。
4.地方自治法改正案衆議院通過について
 大規模な災害や感染症の流行など、想定外の事態に国が自治体に対応を指示できるようにする地方自治法改正案が衆議院本会議で可決、通過した。これについて、市長の見解を問う。
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