雲南市議会映像アーカイブ

令和3年 12月定例会

藤原信宏 議員
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コロナ禍での社会的孤独・孤立対策について
コロナ禍で自粛生活が長引き、孤独・孤立化の悪影響が懸念される。中高年以降では、心の不調から活動量が減って生活習慣病が進んだり、認知症リスクが高まって、生活の質が低下し、要介護状態や介護認定の増加に繋がっている。また、若い層では、閉塞感・孤独感から産後鬱など重度のうつ症状も多く、一方では、母子家庭などの新しい生活困難層が増えて、働く女性の自死が大きく増加した。
 地域には、若者から高齢者まで帰属先を失った人々の孤立が広がり、社会的孤独の問題は深刻である。
(1)仕事や人との繋がりを取り戻すため、支援を求める市民の統一的な市役所の悩み相談窓口はどこか。コロナ禍における社会的孤立防止のための相談支援、就労や居場所などを提供することで社会との繋がりを回復する「参加支援」の取り組みについて、乳幼児の親や母子家庭などの若い層に対する対策、並びに高齢者への対策に絞って伺う。
学校教育問題について
(1)不登校について。コロナ禍で、「不登校」が過去最多になった。様々な制約を受け、或いは目標を失って心身に不調をきたし、登校意欲を喪失して孤立を深め、学校に行けなくなった子どもが増えている。今こそ相談体制を拡充し、学校教育から誰ひとり置き去りにしない仕組みの構築が求められる。
①まずは、不登校児童・生徒を出さないことだ。市の教育基本計画に「不登校対策ガイドラインの活用による未然防止、初期対応」とある。その取り組み概要について伺う。
②不登校になった児童生徒の学校復帰や居場所の提供、支援方法の協議など、チーム支援や組織的な対応、またスクールカウンセラー等の充実配置、地域人材等、外部人材の活用について伺う。
③教育支援センター(おんせんキャンパス)は、不登校の対応や学校への復帰に対し、どの様な役割を担っているか。その活用と成果について伺う。
④不登校になった子のケアについて伺う。大人は原因を知って取り除こうとしがちだが、必要以上に問い詰めると却って悪化すると聞く。子どもの不安に寄り添い、今できることを一緒に考え、焦らずに取り組んで行く対応について伺う。
⑤一定の要件を満たせば「出席扱いにする」など、不登校になっても本人や保護者が傷つくことなく、今を支える支援体制を充実する取り組みにあってはどうか。
(2)いじめ対策について。いじめ問題は永遠の課題であり、その根絶は容易ではない。もはや「防止」などと生ぬるい取り組みではなく、「絶対禁止」、撲滅すると云った強い気概で臨まねばならない。
①いじめが起きてしまった場合は、学校全体や教委、双方の保護者で情報を共有し、場合によっては、迅速に警察等外部機関との連携を強化して、効果的な組織的対応を図るべきと考えるがどうか。
②いじめは絶対に許されない行為と、児童生徒一人ひとりに徹底して意識させるよう、あらゆる機会を通じて社会性や規範意識、思いやりの心などを教え込むこと、いじめを許さない心の育成が大事である。いじめを出さない取り組み、指導をどの様に行っているか伺う。
③最近多くなったSNS利用やネットいじめ対策について、教育長の考えを伺う。
④いじめ相談は子どものためにある。子ども達の相談しやすい寄り添う手法で行われているか。
米価の下落対策について
(1)コロナ禍での米価の下落により減収となった、特に一定規模以上の主食用米の生産者に対して、ナラシ対策等も考慮しながら、経営を継続できる市独自の支援策を考えられないか。
(2)主食用米の生産量を抑えるため、飼料用米へ作付け転換する支援の拡充、また、在庫量を減らすため、飼料用米や加工用米等への転用を図る施策の充実を図るべきと考えるがどうか。
(3)市内外食産業等と連携し、日本人の主食である米飯食の需要を喚起する活動が必要ではないか。
(4)政府が考える15万トンの特別枠の効果が不十分な場合は、更に責任を持って買い上げ、市場隔離する等の実効ある機動的な対策を追加実施するよう、国に働きかけるべきと考えるがどうか。
(5)同様に、需給生産調整を国が主導することの復活について、見解はどうか。
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