雲南市議会映像アーカイブ

令和4年 9月定例会

松林孝之 議員
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1.コロナ禍における事業者支援
(1)給食食材納入キャンセル時の対応について。
①先の臨時議会で小中学校の令和3年度3学期の臨時休業時の給食キャンセルに対し、食材納入事業者への支援が予算化されたことは評価する。一方で子育て支援の要所である保育施設は給食センター供給ではなくそれぞれの園において調理室を設け提供している。臨時議会の補正予算には該当しておらず、キャンセルは第6波、第7波においても発生し相当額に上っているが支援策は講じないのか。
②コロナパンデミックによる給食キャンセルの教訓を無駄にしてはいけない。異常気象による災害が頻発する時代となった今、市内全ての教育関連施設(児童福祉施設含む)に食材や教材を納入する事業者に対し、一定の基準を考慮した契約とすべきではないか。
(2) 小学校休業等対応助成金について
①国の制度である当助成金は小学校臨時休業等により、子どもの世話を保護者として行うことが必要となった労働者に対し、有給休暇を取得させた事業者が申請する事業であるが、申請実態を把握しているか。
②労働者にはありがたい事業である一方、経営者にとって唐突な有給休暇は営業そのものが立ち行かなくなり、経費の増加と大幅な収入減が生じ、当事業助成金だけでは事業者の体力が持たない。市内事業者を守る観点から、国制度への上乗せ支援等の独自の給付支援事業が必要ではないか。
2.公共施設等総合管理計画について
合併特例債の適用期限が令和6年度と迫る中、粛々と計画を進めなければならない。
(1)8月総務常任委員会で当事業の第2次実施方針(案)が示されたが、第1次方針は令和3年度末をもって終了であり、第2次方針は令和3年度中に策定すべきではなかったか。
(2)令和3年度の行動計画で方針決定を予定していた施設が置き去りにされている物件が多いのはなぜか。
(3)体育館・野球場施設では幡屋体育館以外は、一向に進捗度が見えない。8年後に国スポを控えているが全体構想をいつ示すのか。
(4)「雲南市ホール施設整備保全計画」において、加茂文化ホールラメールの劣化健全度は30/100点と大規模改修が必須である。中期財政計画では本年度中の調査となっているが進捗状況は。
(5)市内の校舎では加茂中学校が最も築年数が経過している。校舎整備と共に義務教育学校制度の検討も含め幅広の協議を進めるには相当の時間を有するが、進んでいるのか。
3.地域のデジタル化について
当初予算で計上された電子地域通貨導入事業の中止は残念であるが、地域のデジタル化にストップをかけてはならない。
(1)通貨ではなく地域ポイント推進事業として展開を提案するが所感を伺う。
①商工会と協働で地域内でのポイント事業をデジタル化、広域化、更には行政ポイント(ボランティア・健康増進等)を付加する市全域で統一した事業の構築を検討してはどうか。
②官民協働による「まちのコイン」という、デジタルポイントで域内外からの関係人口づくりやSDGsの普及にもつながる事業が始まっている。スマートフォンを使っての事業であり、市民にデジタル化を体感してもらうにはいい事業と考えるが如何か。
(2)松江市は「みんなにやさしいデジタル市役所計画」としてデジタル化推進構想を本年3月に策定され実施されている。本市も市民に分かりやすいデジタル化を示すべきでは。
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