雲南市議会映像アーカイブ

令和3年 9月定例会

藤原信宏 議員
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豪雨災害対策について
7月12日の梅雨前線豪雨は、過去に類を見ない甚大な被害をもたらした。局地激甚災害に指定される大規模災害、長期に亘る公共災害復旧事業の効果的遂行と基盤強化の主要課題について提起・質問する。
(1)原則3年かかる公共土木施設・農林災害復旧事業の、個々の工事
発注の優先度をどう考慮するか。
(2)災害復旧事業執行体制の充実強化について、何より求められるの
は、設計・積算、工事監理等を担う土木現場の強化である。災害復
旧実務専門職場・係の設置と職員体制の充実強化の考えを問う。
(3)近年は、建設業界の建設力が縮小しており、施工能力のキャパシ
ティを懸念する。建設業界との協議や事前の市外業者の入札参加資格者名簿の登載など、施工業者確保対策をどう考えているか。
(4)今後は、仮置き土や本工事における大量の残土処理が課題とな
る。この機に建設業界と協議し、飯石・大原地区それぞれ1か所は、
一般工事も含めた残土処理場を確保すべきと考える。所見を問う。
(5)三谷川と椎の木谷川の溢流(いつりゅう)による浸水は、三刀屋川の増水により樋門を閉めるための内水氾濫であり、排水ポンプによる強制排除しか救う術はない。雨水の流出状況を検証し、必要量に見合うポンプ能力の増大を求める。
(6)一時、旭町の東西南北いずれも通行できない状況が生じた。南通り線の市営住宅団地付近から三谷川堤防に向かう、この度浸水した約200m区間の山際に「命の道」・迂回路を検討してはどうか。
(7)一宮交流センターの裏山が崩れた。今一度、全交流センターの安全度を再点検され、レッドゾーン絡みや災害避難が難しい建物にあっては、移転改築年次の繰り上げを計画すべきと考えるがどうか。
(8)災害時の非常用電源として、自動車ディーラー等と給電を行う協定を締結する、市で数台の電気自動車を所有する等、電気自動車の活用を推進すべきと考えるが、所見を問う。
グリーンスローモビリティの早期実用化について
(1)グリーンスローモビリティ導入についての所見を伺う。また、現時点で、技術開発や法整備などを踏まえ、どの様な課題があり、導入の可能性についてどう把握しているか伺う。
(2)公共交通網形成計画に反映する可能性はどうか。如何なる活用であれ、実用化の目標時期はいつか。
(3)持続可能な運行形態の事業化に向けた収支、運賃についてはどう考えるか。
(4)市が政策として持続可能な運行モデルの確立に向け積極的に主導し、地域主体の実証運行に当たっても、相応の経費や労力支援を行うべきと考えるがどうか。
分譲住宅地の整備促進について
市土地開発公社における分譲地は、現在ストック0の状況にあるが、市の「立地適正化計画」の策定との整合性を取るため、新規住宅団地整備の取組みがストップしている。この度の災害で移転を考える方もあると聞く。人口減少対策、定住対策は市長の政策の1丁目1番地であり、団地整備は急がれる。
(1)大災害が発生し立地適正化計画策定の遅れを心配する。いつまで待つのか。早期の取り組み再開の術はないか。
(2)今後、開発公社が造る住宅団地は、規模に限らず居住誘導地域以外には整備できないのか。
(3)住宅団地整備は、社会資本整備総合交付金等の支援対象メニューに該当するか。整備に対して、計画策定の趣旨以外にメリットはあるか。
(4)計画中の団地は、かなり手続きが進んでおり、地権者も同意済みである。ここにきて、居住誘導区域設定によっては、計画が立ち消えとなる団地も出てくるのか。
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